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PZL P-24G (ギリシャ空軍)
modelland 1/72
ポーランド空軍のP-11の発展型で、輸出専用に作られた戦闘機。ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、トルコなどで使われている。ルーマニアではライセンス生産も行われ、後にこの機のエアフレームを一部流用して、ルーマニア国産のIAR80戦闘機が生まれた。作例は、41年にドイツの侵攻を迎え撃ったギリシャ空軍のもの。
キットはポーランド製のバキュームフォーム。同じくポーランド製でインジェクションもあるのだが(ゴルバチョフモデル/RPM/アンコール、すべて同じ物)、こちらのほうがはるかによい出来。特に、rを付けて裾広がりになったキャノピーがきちんと表現されているのが嬉しい。とはいえ、切り出してそのままでは機首部分で幅が足りなくなるし、カウリングも含めて小物パーツはどうも使いようのないシロモノなので、それなりの苦労は必要。作例は、カウリングはRPMのキットのそれにプラバンを巻いて削り出し、車輪や支柱は、はるか昔に作って、残骸になっていたエレールのP-11cから。
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KAWABATA,Hideki(c)1999
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